多肉植物を育てていて、こんな経験はありませんか?
「先週まで元気だったのに、急にシワシワになって葉が茶色く焦げてしまった」 「ベランダに置いていたら、いつの間にか溶けたみたいになっていた」
これ、多くの場合は夏の直射日光による葉焼けが原因!?
私自身、多肉を育て始めて1年目の夏に、お気に入りのエケベリアを真っ黒に焦がしてしまった苦い経験があります。遮光をきちんとするようになってからは、夏越しの成功率がぐっと上がりました。
この記事では、多肉歴4年の経験から、遮光ネットの選び方・遮光率の決め方・設置方法を初心者向けにわかりやすくまとめます。
多肉植物に遮光が必要な理由
「多肉植物は太陽が大好き」というイメージがあるかもしれません。確かに日光は大好きですが、今の日本の真夏の直射日光は別物です。
日本の夏の日差しは、多くの多肉植物の原産地(メキシコの高地や南アフリカなど)よりも強烈で、湿度も高いため、放っておくと次のようなトラブルが起きます。
- 葉焼け:葉の表面が茶色〜黒く焦げる
- シワシワになる:蒸散が追いつかず脱水する
- 株が溶ける:高温と蒸れで腐敗する
特にハオルチア・アエオニウム・セダムの一部・センペルビウムは強光に弱く、遮光なしでは夏越しが難しい品種も多いです。
遮光が必要な時期
地域差はありますが、関西基準だとおおむね以下のスケジュールです。
- 5月下旬〜6月中旬:日差しが急に強くなる時期。遮光開始のタイミング
- 6月下旬〜9月中旬:真夏。一番しっかりした遮光が必要
- 9月下旬〜10月:徐々に遮光を弱める
- 11月〜4月:基本的に遮光不要(しっかり日光に当てる)
ポイントは、梅雨明け前から準備することです。「暑くなってから」では遅くて、急に晴れた日に一気に焼けます。私も毎年「もう少し早くやればよかった…」と反省しています。
遮光率の選び方|30%・50%・75%の使い分け
遮光ネットを選ぶときに一番迷うのが遮光率です。商品によって30%〜95%まで様々あります遮光されたとがない方は、以下の目安を参考にしてください。(地域によって多少変わります)
遮光率30%(弱い遮光)
- 使う時期:春先・秋
- 向いている品種:エケベリア・グラプトペタルム・パキフィツムなど日光に強い種類
- 特徴:色味が大きく変わらず、ほぼ自然光に近い
遮光率50%(標準的な遮光)
- 使う時期:初夏〜夏の標準
- 向いている品種:ほぼすべての多肉植物の真夏対策
- 特徴:迷ったらこれ。一番汎用性が高い
遮光率70〜75%(強い遮光)
- 使う時期:真夏(特に7月下旬〜8月)
- 向いている品種:ハオルチア・アエオニウム・一部のセダム
- 特徴:日陰を好む品種や、西日対策に有効
遮光率90%以上は避ける
園芸用品コーナーには遮光率90%以上のネットもありますが、多肉植物には強すぎます。光不足で徒長(ヒョロヒョロ伸びる)の原因になるので注意してください。
私の使い方の例: エケベリア中心の棚は50%、ハオルチアを集めた棚は75%、と棚ごとに使い分けています。1枚で全部カバーしようとすると、どこかの株に無理が出ます。
設置場所別の遮光方法
ベランダの場合
ベランダは熱がこもりやすく、コンクリートの照り返しもあります。棚の上を覆う形でネットを張るのが基本です。
設置のコツ:
- 物干し竿や手すりに結束バンドで固定する
- 棚から20〜30cm離してネットを張る(直接触れると熱がこもる)
- 風通しを妨げないように、四方を密閉しない
庭・地植えの場合
支柱を立てて、その上にネットを張ります。遮光支柱セットとして販売されているものもあるので,初めてする方はそちらが楽です。
設置のコツ:
- 高さは植物から50cm以上離す
- 風で飛ばないように、四隅にしっかり固定
- 雨水が溜まらないよう、少し傾斜をつける
室内(窓辺)の場合
意外と見落としがちですが、窓越しの直射日光でも葉焼けします。特に南向きの窓は要注意です。
設置のコツ:
- レースカーテンを使うと遮光率30〜50%相当になり手軽
- 窓に貼るタイプの遮光フィルムも便利
- 真夏は窓から20cm以上離して置く
遮光ネット以外の選択肢
遮光ネットがベストですが、「とりあえず今あるもので」という場合は次のものも使えます。
- 寒冷紗:園芸店で手に入る薄手の布。遮光率は商品によって異なる
- すだれ・よしず:和風の見た目が気にならなければ十分使える。風情もある
- 白い不織布:軽い遮光に。ただし耐久性は低い
- プラダン(白):強烈な西日対策に。一部だけ覆う使い方が便利
ただし、黒いビニール・段ボール・新聞紙で覆うのはおすすめしません。熱を吸収して逆効果になります。
設置のコツと注意点
風通しを必ず確保する
遮光と同じくらい大事なのが風通しです。ネットで覆って密閉してしまうと、蒸れて腐敗の原因になります。サイドは開けるか、サーキュレーターを併用するのが理想的
取り付けは「結束バンド」が一番楽
ロープで縛るより、結束バンドでパチンと留めるのが圧倒的に楽です。100本入りで数百円なので、多めに持っておくと便利。
もしくは洗濯ロープなどを張り、カーテンのように遮光カーテンを取り付けるのも便利です
季節の切り替えを忘れない
9月下旬になったら遮光を外す、または30%に切り替えるなど、段階的に光に慣らすのがコツです。急に外すと逆に葉焼けします。
よくある質問
Q. ハオルチアの遮光率は何%がいいですか? A. 真夏は70〜75%が目安です。半透明の窓系ハオルチア(オブツーサなど)は特に強光に弱いので(すぐ茶褐色になり焦げます)しっかり遮光しましょう。
最近の暑さだと明るい窓際もいいかもれません
Q. 室内栽培でも遮光は必要ですか? A. 南向きの窓辺なら必要です。レースカーテン1枚でもかなり違います。北向き・東向きならほぼ不要です。
Q. 一年中、遮光ネットをつけっぱなしでもいいですか? A. おすすめしません。秋〜春は光不足で徒長したり、紅葉が出にくくなったりします。季節ごとに付け外しが基本です。
Q. 遮光ネットの寿命はどれくらいですか? A. 屋外使用で2〜3年が目安です。色あせや破れが出てきたら交換しましょう。
まとめ|遮光は「ちょっと暗くしすぎ?」くらいでちょうどいい
慣れてない場合多肉植物の遮光は、思っているよりしっかり行う必要があります。
要点をまとめると:
- 5月下旬から遮光を考え始める
- 迷ったら**遮光率50%**を選ぶ
- ハオルチア・アエオニウムは70〜75%
- 風通しとセットで考える
- 9月下旬から徐々に外す
遮光ネットは1枚あるだけで、夏越しの成功率が大きく変わります。「うちの多肉、毎年夏に枯らしてしまう…」という方は、まずは50%のネットから試してみてください。
小さいですが実はセリアにも白い遮光ネット売ってます😊
それでは、今年の夏も元気に多肉ライフを楽しみましょう。
ここまで書きましたが実は夏の夕方水やりをしっかりすると遮光がなくても耐えれるケースもあったりします☀️ 今私も色々経験中です この方法がよかったなど教えて頂けると嬉しいです
多肉のある生活 みんなで楽しみましょう🎵
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