多肉植物を育てていて、一年でいちばん緊張するのが梅雨から夏にかけての季節です。
春まであんなに元気だった子が、梅雨の蒸れでドロッと溶けたり、真夏の直射日光で茶色く焼けたり……。私も過去に両方やらかしています。
そんな私ですが、去年の夏は思い切って「ベランダ・遮光なし」で夏越しを実験してみました。
この記事では、その結果も含めて、うちの梅雨〜夏越しのやり方をまとめてみました。
この記事でわかること
- 梅雨〜夏に多肉が弱る2大原因(蒸れ・葉焼け)
- 梅雨の置き場所と雨対策
- うちの夏の水やり「毎夕シャワーで打ち水」
- 遮光なしで夏越しを実験してみた結果
- 私がやらかした失敗談
※育て方は環境によってかなり変わります。あくまで「神戸のうちの環境ではこうしている」という一例として読んでもらえたら嬉しいです。
梅雨〜夏に多肉が弱る、2大原因
多肉植物の多くは、もともと乾燥した地域の生まれ。日本の「高温多湿の夏」は、実はかなり苦手です。
弱る原因は大きく分けて2つです。
① 蒸れ(梅雨〜夏ずっと)
土が湿ったまま気温が上がると、鉢の中が蒸れて根が傷みます。ひどいと株全体がブヨブヨになって、ある日突然溶けるように崩れます。
② 葉焼け(真夏の直射日光)
多肉は日光が好きですが、真夏の直射日光は強すぎます。葉の表面が茶色や白っぽく変色して、その部分は元に戻りません。
私はこの両方を経験しました。失敗談は後ほど……。
うちの置き場所:ベランダと庭の2か所管理
うちでは多肉をベランダと庭の2か所で管理しています。
- ベランダ:日当たりが強く、コンクリートの照り返しもある
- 庭:地面からの熱はベランダよりマシだけど、雨に当たりやすい
それぞれ環境が違うので、夏前に「この子はどっちが向いてるかな」と考えながら配置換えをしています。暑さに強そうなしっかりした苗はベランダ、デリケートそうな子は庭の半日陰寄り、という感じです。
梅雨の対策:とにかく「濡らしっぱなし」にしない
雨ざらしは避ける
梅雨の間は、雨が直接当たり続ける場所には置かないようにしています。
何日も雨に当たり続けると、土がずっと湿った状態になって、蒸れのリスクが一気に上がるからです。庭の子は特に雨に当たりやすいので、軒下や雨の当たらない場所に寄せています。
ただ、お天気が数日続いて雨の場合は別で、自然の水やりをする事もありますよ。土に空気が含まれるみたいで多肉も元気な顔になります😊
水やりは天気予報を見てから
梅雨の晴れ間に「乾いてるな」と思って水やりしても、翌日からまた雨が続くと乾かないまま蒸れます。
なので梅雨の間は、水やりの前に週間天気をチェックするのが習慣になりました。晴れが2〜3日続きそうなタイミングでだけあげるようにしています。
風通しを確保する
エケベリアなどのふっくらした苗は鉢と鉢の間隔を少し空けるだけでも、蒸れにくさが全然違います。梅雨前に鉢の配置を見直して、ぎゅうぎゅうに並べないようにしています。 逆にセダムや粒々系の葉が小さい多肉は乾きが早いので割と詰めて置いてます。
うちの夏の水やり:毎夕サッとシャワーで「冷やす」
ここからは、ちょっと一般的なセオリーと違う、うちのやり方です。
よく「夏は断水気味に」「水やりは月1〜2回」と言われますよね。私も最初はそれを守っていました。
でも最近の夏、暑すぎませんか……?
うちでは今、夕方に毎日サッとシャワーで水をかけて、苗と鉢を冷やすようにしています。
ポイントは「水やり」というより「打ち水」のイメージです。
- あげるのは必ず夕方〜日が落ちてから(昼間にやると鉢の中でお湯になって逆効果)
- たっぷりではなく、サッと表面を流す程度
- 土の中までジメジメさせるのが目的ではなく、日中にこもった熱を逃がすのが目的
これを始めてから、夏のダメージが目に見えて減りました。
ただしこれは、うちの環境(風通し+水はけのいい土+プラ鉢)だからできている方法だと思います。風が通らない場所や水もちのいい土だと、逆に蒸れの原因になるかもしれないので、真似する場合は様子を見ながら試してみてください。
土と鉢については、こちらの記事で書いています。
去年の実験:ベランダ「遮光なし」で夏越ししてみた
ここが今回の記事の本題かもしれません。
セオリーでは「真夏は遮光ネット必須」とよく言われますし、私も遮光ネットの記事を書いています。
でも去年は、毎夕のシャワーを取り入れたこともあって、「強そうな苗をベランダに集めて、あえて遮光なし」で夏を越してみました。
結果:思ったより大丈夫だった
正直に書くと、何個かは焦げたり、枯れたりしました。
それでも全体としては「思ったより大丈夫」というのが率直な感想です。毎夕のシャワーで熱を逃がしていたのが効いたのかな、と思っています。
この実験からわかったこと
- 暑さに強い苗なら、遮光なしでも意外と耐える(うちの環境では)
- ただし犠牲はゼロではない。焦げた葉は戻らないし、枯れた子もいた
- デリケートな苗や、お気に入りの苗には遮光やほどよい日陰がやっぱり安心
なので結論としては、「全部に遮光が絶対必要」とまでは思わなくなったけれど、大事な苗は守って、強い子で試すくらいのバランスが今のところしっくりきています。
私がやらかした失敗談
失敗①:梅雨の蒸れで溶かした
水やりのあとに雨の日が続いて、土が乾かないまま気温が上がった年がありました。
気づいたときには、株元から透き通るようにブヨブヨになっていて、触ったらポロッと崩れました。蒸れは「ちょっと調子悪いかな?」と思ったときにはもう手遅れなことが多いです。
それ以来、梅雨の水やりは天気予報とセットになりました。
失敗②:真夏の直射日光で焼いた
「多肉は日光が好きだから」と、真夏も春と同じ場所に置きっぱなしにしていたら、葉が茶色く焼けてしまいました。
焼けた葉は元に戻りません。その姿を見たときのショックといったら……。
去年の遮光なし実験は、この失敗があったからこそ「強い子だけで」「毎夕シャワーとセットで」と条件を考えてやってみた、という流れです。
まとめ:夏は「守り」つつ、ちょっとだけ実験も
最後に、うちの梅雨〜夏越しをまとめると、
- ベランダと庭、環境に合わせて置き場所を変える
- 梅雨は雨ざらしにせず、水やりは天気予報を見てから
- 夏の水やりは毎夕サッとシャワーの「打ち水」スタイル
- 強い苗は遮光なしでも意外といけた(ただし犠牲ゼロではない)
- 大事な苗・デリケートな苗はちゃんと守る
夏越しに「絶対の正解」はなくて、環境とやり方の組み合わせ次第なんだなと、去年の実験で実感しました。
私はこんな感じでやっていますが、みなさんはどうやって夏を乗り切っていますか?遮光する派・しない派、よかったらコメントで教えてください。

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