こんにちは、ねこたにくです。
今年の夏、うちの多肉たちに少し思いきったことをしてみました。遮光をせずに、水やりを増やす。 春先にそう決めて、実際にやってみた記録がこちらです。
あのとき「結果が出るのは秋なので、どうだったかはまた書きますね」と書いたので、その約束の記事になります。
結論から言うと、やってよかったと思っています。ただ、同時に「まだ全然足りていなかった」ということも分かりました。
星になったのは30分の1ほどでした
まず数字から。
今年、星になってしまった子はだいたい30分の1くらい。去年は20分の1くらいだったので、少しですが改善しました。
劇的な差ではありませんが、生き残り率は年々上がってきているという実感があります。多肉を始めたころは、それこそ毎年ごっそりいなくなっていましたから。
ひとつずつ覚えてきたことが、少しずつ結果に出ているのかなと思っています。
遮光なしでも、ベランダの子は元気でした
今年いちばん驚いたのがここです。
うちのベランダは、多肉を手すりの上に並べているので、家の中で一番日を浴びている場所なんです。遮光なしでどうなることかと思っていたのですが——わりと元気に生き残ってくれました。
葉焼けもほとんどなし。正直、拍子抜けするくらいでした。
毎日夕方に全部シャワーをかけていたので、その水が効いてくれたのだと思います。
でも、玄関の階段は葉焼けしました
一方で、玄関の階段に置いていた子たちが、一番葉焼けしていました。
不思議なのは、日当たりはベランダとほとんど変わらないということ。同じくらい日を浴びているのに、片方は無事で、片方は焼けた。
何が違ったのか、思い当たることが2つあります。
① 水やりが足りていなかった
ベランダは目に届く場所なんですよね。毎日そこを通るし、何かあればすぐ気づく。だから自然と水やりもしっかりできていました。
階段の方も水やりはしていたのですが、ベランダほどは行き届いていなかったのだと思います。同じ「あげている」でも、量も頻度も違っていたのかなと。
② 下からの熱があった
もうひとつは、置いている場所そのものです。
階段はコンクリート。照り返しと蓄熱がかなりあったはずです。
一応、所沢園芸のプラ鉢(A-25・A-30)に対応したトレーに載せていて、鉢底は浮いている状態でした。それでもトレー1枚分の高さでは、コンクリートの熱からは逃げきれなかったのかもしれません。
日当たりが同じでも、足元が熱いかどうかでこれだけ違うのかと思いました。
玄関前は、星になった子が集中しました
これは別記事にも書いたのですが、星になってしまった子は玄関前に置いていた子に集中していました。
こちらも階段と同じで、日当たりは強いのに水が行き届いていなかった場所です。
こうして並べてみると、はっきりしてきます。
| 置き場所 | 日当たり | 水やり | 下からの熱 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| ベランダ(手すりの上) | 強い | 行き届いた | なし | 元気 |
| 玄関の階段 | 強い | 不足ぎみ | コンクリート | 葉焼け |
| 玄関前 | 強い | 不足ぎみ | コンクリート | 星に |
日当たりは全部同じなんです。差がついたのは、水が足りていたかどうかでした。
去年星になった子たちが、今年は生き残りました
ここが今年いちばん嬉しかったところです。
去年は星になってしまった子たちが、今年はちゃんと夏を越してくれました。
- セダム系(マジョール、グリーンネックレス、パープルヘイズなど)
- ペンデンス
- ビアホップ
- 星系の多肉
特に意識して水をあげていた子たちです。
こうして並べてみると、どれも葉が小さかったり細かったりして、水を蓄えにくいタイプなんですよね。夏にいちばん弱いのはこういう子たちで、水やりを増やした効果がいちばんはっきり出たのもこの子たちでした。
去年との違いは、ほぼ水だけ。それで結果が変わったので、「やっぱり水だったんだ」と確信できました。
ただ、星系の子は生き残ってくれたものの、下葉は枯れていました。 溶けたのではなく、乾いて減っていく減り方です。命は守れたけれど、まだ水が足りていなかったというサインだと思っています。来年は星系にもさらに多めにあげるつもりです。
ただし、セダムの寄せ植えはやられました
一方で、同じセダムでも寄せ植えにしていた子たちは、単品ほどは生き残れませんでした。
寄せ植え全体で見れば、去年よりはマシだったんです。でも単品で育てていた子が元気だったのに比べると、寄せ植えの方はだいぶ減ってしまいました。
同じ品種なのに、植え方でここまで差が出るとは思いませんでした。
たぶん寄せ植えは、限られた土に何株もぎゅっと詰まっているので、水の取り合いになるんですよね。単品と同じ感覚で水をあげていても、一株あたりに届く量はずっと少ない。しかも今回の器はワイヤーと麻布で、乾きも早いタイプでした。
寄せ植えは、単品よりもっと水が必要なんだと思います。
寄せ植えについては、いただいたセダムで隙間を埋め直しました。その話は別記事に。
今年の結論:遮光なしはアリ。でも水が全然足りなかった
まとめると、今年分かったのはこの2つです。
① 遮光なしでも夏は越せる。ただし水が足りていれば。
一番日を浴びているベランダが無事だったので、遮光そのものは必須ではないのだと思います。ただそれは、水がしっかり届いていたからこそ。
② 水が足りるかどうかは、「目が届くか」で決まっていた。
これが今年いちばんの発見かもしれません。環境の良し悪しよりも、自分が毎日ちゃんと見に行ける場所かどうかの方が効いていました。
水やりを増やしたつもりでいたけれど、全部の子に同じだけ届いていたわけではなかった。そこを勘違いしていたなと思います。
来年はこうします
今年の反省をふまえて、来年はこの3つでいきます。
じゃぶじゃぶあげる
もう遠慮しません。今年でも足りなかったので、来年はもう一段階増やします。
特に寄せ植えは単品よりも多めに。株が詰まっているぶん、一株あたりに届く量は少ないので。
大事な苗は「安全地帯」に確保する
これは置き場所の話です。
実はうちの玄関の軒下には、すでにメッシュの棚(いわゆる多肉棚)があります。もともとはキッチンやリビング用の棚だと思うのですが、タニラーさんたちがよく使っているアレです。
この場所は朝は日が当たるけれど、日中は日陰になるので、夏にはちょうどいい環境みたいです。ほかにも、いいなと思うところがあります。
- メッシュなので風が通る
- 地面から離れるので、コンクリートの熱を避けられる
今年いちばんの失敗が「足元の熱」だったので、その裏返しですね。
全部の子を理想的な場所に置くのは無理です。でも、失いたくない大事な苗だけは、この多肉棚に優先して置く。安全地帯を確保しておけば、夏の心配もだいぶ減りそうです。
階段には、丈夫な子だけを置く
そして逆の発想も。
玄関近くの階段は、足元が熱くて、目も届きにくい場所だと分かりました。だったらもう、そこには丈夫そうな子しか置かないことにします。
場所を使わないのではなく、その場所に向いている子を置く。今年の失敗から出てきた、いちばん実行しやすい対策かもしれません。
おわりに
遮光なし+水やり多めという挑戦、結果としては半分成功でした。
遮光はなくてもいけた。でも水は全然足りていなかった。来年はそこを埋めつつ、大事な子は安全地帯へ、丈夫な子は厳しい場所へと、置き分けもしてみようと思います。
夏を越すたびに、分かることが少しずつ増えていきます。そのぶん毎年、生き残ってくれる子も増えてきたので、焦らずこのペースでいいのかなと思っています。
みなさんの今年の夏はどうでしたか。「うちはこうしてる」という工夫があれば、ぜひ教えてくださいね🌵
※この記事の内容は、兵庫でのベランダ・玄関前・玄関階段での、私個人の経験に基づくものです。環境によって条件は変わりますので、参考のひとつとしてご覧ください。


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